私は今、日本語を使っています。しかし、もちろんこれだけが言語ではありません。かつてバベルの塔が神の逆鱗に触れて壊されたときから、人はさまざまな国に散り、さまざまな言葉を喋るようになった……そんな伝説があります。
日本語は、その中のひとつに過ぎません。似ている言語はあまりなく、日本人以外にはあまり話されない言語です。
たとえば、日本語を母語としている国は日本だけです。英語とはちょっと違うのです。
日本語が世界で最も美しい言語だと、これを書いている私は個人的には思っていますが、最も強い言葉は何か、世界的な言語として挙げられる言葉は何かと聞かれたら、英語であると答えるしかないでしょう。
英語は「English」つまりイングランド(イギリス)の言葉ではありますが、イギリスだけではなくアメリカやオーストラリア、その他さまざまな国が母語として採用している他、「地球語」のような扱いを受けることもあります。
英語を知っていれば、世界に出ることが出来るということなのです。

子どもたちの英会話

もちろん、私たちは英語を学ぶことが出来ます。これまでにも学んできましたし、これからも学んでいくことが出来ます。
ひと昔前までは中学校から始まった英語教育も、現在では小学校から始めるような動きになっているようです。
これを書いている私は中学校から学んだ世代で、高校卒業まで書いたり読んだりいろんなことを詰め込まれましたが、正直に言えばそれほど覚えていないというのが実際のところ。
何よりも、言語を学ぶというよりは公式を覚えればOKな数学や厄介なカタカナの名前をたくさん暗記させられた世界史のような、そういう勉強が多かったからでしょう。
英語は美しく、システマティックで、スマートな言語なのに、「科目」になったとたんに楽しさが失われてしまったのです。
というわけで、学校での授業科目としての「英語」が始まる前の子どもたちに英語を勉強してもらうというのは、良いことであると言えます。
まだ英語が「楽しい言葉」であるうちにマスターすることが出来れば、世界に出て、世界をより饒舌に、なめらかに表現することが出来るようになるのです。

早いうちから英会話

私は今、20代の終わり近くを生きています。今、私が映画を字幕なしで見ようと思うと、たいへんな努力が必要になります。
中学校や高校で学んだ英語の知識のうっすらとした名残があるので、何とか字幕の意味とセリフとが一致する場合もあって、字幕があるならば私は何の苦もなく映画を楽しむことが出来るのですが、それがなければお手上げなのです。
なぜなら、英語の聞き取りの力が、もう致命的に足りていないから。
たとえば、主人公たちが的に襲われ、岩陰に隠れているというシーン。何とかここから飛び出して難を逃れようと相談する声がささやき声だったら……それは私にはほとんど理解できません。
かすれた声から英語の意味を聞き取る力を、年をとってから身につけようとするのはほとんど無理な話なのです。子どものうちに、それはやっておくべきなのです。

子どもたちの耳

英会話スクールがしばしば、生後1歳とか2歳などの小さな子どもたちの入学を推奨するのは、なんといっても、子どもたちの耳が優れているからです。
英会話スクールでは、子どもたちの耳が優れているうちに英会話教育をしたほうが良いと言っているわけです。
実際、子どもたちの耳は、大人が聞き取りを学ぼうと努力し、耳をそばだてなければ聞き取ることが出来ないような音でも、自然に耳に入れることが出来ます。
英会話の基本を学んだ上でささやき声を聞いた子どもたちは、それをすーっと聞き取ることが出来るのです。子どもには、さまざまな高さの音を聞き分ける耳の能力があります。
その力を自然に伸ばしてあげるために、小さい頃から英会話スクールに通うことに意味があるのです。

先生とお勉強

教科書的な英語は、あまり面白くない。それが、私たちが中学高校と6年間も英語を詰め込まれながら、おとなになると「英語が喋れないニッポン人」になってしまう理由のひとつでしょう。
もちろん、中学校や高校の英語の先生たちはそれなりに英語をしゃべることが出来ますが、その教育カリキュラムはどうしても杓子定規な、平坦な道に敷かれたレールの上をとろとろ行くトロッコのごときものになってしまうのです。
「大学を出ちまえば勉強なんか役に立たない」という暴論がまかり通っているのも、すべてはここに原因があるのだと言えます。「暗記すればOK」という勉強ばかりなので、身につくものもつかないという状況があるのは、しかたのないことなのです。
学校教育に任せておいては、まともな英会話を学ぶことは出来ない。そのように、ここでは思いきって言うべきです。
でなければ、英会話スクールが存在している意味がハッキリしません。なぜ、英会話スクールというものが存在しているのか?それは子どもたちに学校では学べない、ナマの言葉を学んでもらうためなのです。

ネイティブの先生たち

子どもたちは何でもスイスイ知識をたくわえていきます。英語の知識も同じです。
中学生たちが単語帳や赤シートつきの参考書を手に手に四苦八苦している間に、先生方とペラペラ英会話をする子どもたちが、増えつつあります。
先生方が子どもたちにナマの英会話を教えているから、そういう状況があるわけですが、ネイティブの先生たちもそこには加わっています。
より自然でナマの言葉が、学ばれているのです。

パソコンでお勉強

子どもたちは何でも吸収する力を持っていますが、まるでウルトラマンのカラータイマーみたいに、その集中力はしばし途切れがち。
さまざまなものに興味を持つ年頃であるからこそ英会話も素晴らしいスピードで身につけることが出来るのですが、ただし、英会話教育を成功させるためにはいかに上手に子どもたちを導くかということが大切です。
英会話スクールの中には、そのための方法のひとつとして「ゲーム感覚」ということを挙げました。
ゲーム感覚で学んでもらおうというわけで、具体的には英会話をマスターするためのパソコンソフトを使って勉強するのです。
時には、お喋りをするよりおもちゃで遊んでいる方が楽しいという子どもたちに、このパソコンを利用した勉強はすこぶる効果的なのです。

英語の力をつける

パソコンソフトには、英会話だけではなくさまざまな角度から英語を学ぶことが出来る機能が備わっていて、たとえばタイピングのソフトもそのひとつです。
英語を話せるだけではなく、書けるようになれれば、子どもはより強くなることが出来ます。そんな力を養うソフトを、積極的に導入している英会話スクールがあるのです。
実際、先生との会話だけでなく、ソフトを活用した授業を行うスクールの子どもたちはめきめきと上達します。
スクール選びをする際には、そのことも覚えておきたいものです。「1人1台パソコンあり!」というところは要チェックです。充実した授業をしてくれるところであろうと、推察できるからです。

マンツーマンでお勉強

人と人とのコミュニケーションを深めてくれるものは何でしょうか。さまざまな話題。ウィットに富んだセリフ……いや、何よりもそれは「顔を合わせること」です。
目と目が合い、言葉をかわすことが出来れば、その一言ひとことが、相手の心に届きます。こうしてコミュニケーションは深いレベルで行われるようになるのです。
英会話スクールのマンツーマンの授業も、まさにそれを目論んだものだと言うことが出来るでしょう。先生方と子どもたちが、ひとりずつ向かい合わせになって、英会話で心と心を通わせること。
そこで子どもたちが学ぶことが出来るのは、人の心に届く英会話であって、決して教科書的なものではないのです。脳のシワにはさむ知識ではなく、心に刻みつけるように残す学びなのです。

プライベートレッスン

英会話の中には、「プライベートレッスン」という形で子どもたちに教えているところがあります。マンツーマンの勉強を中心に英会話を学んでいきましょうというスクールです。
「家庭教師」とあんまり違わないスタイルではありますが、もちろん英語を学ぶのには効果が高いといえるでしょう。
ただ、やはりさまざまな可能性を試したいのであれば、「プライベートレッスンも行う英会話スクール」に通うのがいちばんでしょう。
さまざまな勉強をして初めて、子どもは自分に合った学びの方法を見つけることが出来るようになります。
そこに、英会話学習の意味が見えてくるのです。

日本語と英語

子どものうちから英会話スクールで英語を学ばせることは、その分だけ早く英語をマスターできる子どもを育てることを意味しますが、悩む人もいるでしょう。
「小学校で本格的に日本語を勉強する前に、英会話なんて勉強して大丈夫かしら?」と。
両親はバリバリの日本語を喋るのに、子どもだけペラペラの英語でしゃべる。そんなことになりはしないだろうか、と。
結論から言えば、そういうことは起こりえません。なぜなら人の脳というのは精妙に出来ていて、きちんと知識の住み分けを行うことが出来るようになっているのです。
時代劇で見たフィクションが日本史の授業で学ぶこととごっちゃにならないのと一緒で、最初はもしかしたら日本語と英語が混ざる場合があるかもしれませんが、いずれは完璧に使い分けることが出来る様になるのです。

一緒にお勉強

特にまだ就学の年齢に達していない子どもたちを対象とした英会話スクールでは、子どもたちと一緒にお父さん、お母さんも英会話を学ぶことが出来るというところがあります。
小さいこどもは、スクールはもちろん家庭でも英語を使ってみることで、飛躍的な進歩を遂げます。より英語をしっかりと話すことが出来るようになる、その素地を作ることが出来るのです。
そういうわけで、子どもたちと親が一緒に学べるこの機会は、さまざまな可能性を与えてくれることでしょう。
特に「子ども」というよりは「赤ちゃん」といったほうがいいような年齢の子どもたちは、お母さんと一緒に学ぶことによってより高い英語力を付けることが出来るのです。

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